🎮 AIは攻略対象だ― Copilot・Gemini・ChatGPTと「存在しないハード」を巡る事件 ―

ホームページ制作担当のNです。

AIを使っていると、たまに「え、なんでそうなるの?」という瞬間があります。
今回はその中でも、AI3体が揃って混乱し、そして“真実に迫ってしまった”事件を紹介します。
※2026年1月現在の内容です。AIは常にバージョンアップしていますのでお読みの時点での動作は変わっているかもしれません。

テーマはシンプルです。

> AIは賢い味方じゃない。攻略対象だ。

RPGのボス戦みたいに、癖を知って対処すると一気に扱いやすくなるという話です。

🕹️ 発端:昔のゲーム表現の話をしていたら…

ある日、AIたちと昔のゲーム表現の話をしていました。
拡大縮小や回転が、当時としては“技術の暴力”みたいに使われ始めた頃の話です。

私が「この年は映像表現の幅がすごかった」と話題を振るとGeminiがすかさずこう返してきました。

>「同じ年には◯◯もありますよ!」

話を広げるのが上手い。
ここまでは普通の会話です。

💣 そして私は“地雷”を投げた

ここで私は、ちょっとしたネタを投げました。

>「じゃあ“セガマークV”もその流れかな」

……と。

🔍 セガマークVとは何か(事件の核心)

  • 実在しないハードです。
  • でも “もしメガドライブに拡大縮小が搭載されていたら”というIF世界のハード としてメガドライブミニ2に“ソフトとして”収録されています。

つまり、

>ハードとしては存在しないのにソフトとしては存在する。

AIが一番つまずく“概念の地雷”です。
そして私は、それを知った上でわざと投げました。

🤯 Gemini、爆発する

Geminiの反応はこうでした。

>「そのハード名は存在しません!」

まあ、そう言うよね。
でも私は続けます。

>「いや、ネタとしては存在するんだよ」

Geminiはさらに強めに返してきました。

>「存在しません!!」

完全にパニック。
真面目すぎるAIは、こういう“二重性”に弱い。

🎯 Copilot、まさかの“本物”を当ててくる

次にCopilotに振ってみました。

>「セガマークVってさ、どう思う?」

するとCopilotはまさかの“それっぽい情報”を堂々と返してきました。

>「その名称はメガドライブの開発コードとして使われていた可能性があり…」

……いや、ちょっと待て。

普段のCopilotなら「はいはい、また勢いで言ってるな」で流すところです。

でも、この時ばかりは 妙に筋が良い

私が「これ絶対ハルシネーションだろ」と疑っているとGeminiが横からこう言ってきました。

>「ソースを要求してください。出てきたら本物です」

煽るなよ。

で、Copilotにソースを求めたら——

本当に2つ出してきた。

しかもどちらも“セガ公式ではない”のに、内容は妙に正確。
うそじゃなかった。
出ちゃったよ!!

存在しないハードの話をしていたはずなのにCopilotだけが“正解ルート”に入っていたというなんとも言えない逆転劇でした。

🔎 Gemini、裏取りを始める

ここでGeminiにも同じ話を振ってみました。

するとGeminiはセガのインタビューかブログか“基板にMK5のシルク印刷があった”という一次情報に近い資料 を引っ張ってきた。

「セガマークV」という単語自体は出ていないけれど“メガドライブ開発時にMK5という表記があった” という物理的証拠。

慎重派のGeminiが、ここでは“裏取り能力”として光る。

⚖️ ChatGPT、一次ソース判定を下す

最後にChatGPTに聞いてみるといつもの裁判官モードでこう返ってきた。

>「“セガマークV”という語は一次ソースに存在しません。ただし、提示された資料は一次情報に極めて近いと判断できます」

この瞬間、私は思った。

「なんだこれ、AI三者三様で“真実に迫る推理ゲーム”じゃないか」

そして同時に“AIは攻略対象だ”という感覚が一気に腑に落ちた。

🤔 判断の揺れ:人間側も迷う

正直、このやり取りがブログのネタ出し中じゃなかったら、どこかで「AIの言ってることを信じていいのか」手が止まっていたと思います。

でも、こういう“判断の揺れ”って実務でも普通に起きるんですよね。

🛠️ 実務でどう活かすか

この事件以降、私はAIをこう使い分けています。

  • Copilot:探索フェーズ(話を広げたいとき)
  • Gemini:整理フェーズ(無難にまとめたいとき)
  • ChatGPT:確定フェーズ(整合性を取りたいとき)

そしてChatGPTには、必要に応じて

「推測も含めていい」

と明示してから話を進めるようになりました。

AIが動きやすい前提を置く感覚です。

✨ 結論:AIは“制限込み”で面白い

AIは間違えます。
でも「間違うから使えない」のではなく“どう間違うか”を理解していないと危ない。

そして癖を知って攻略すると、むしろ面白い。

今回のセガマークV事件はAIが“攻略対象”であることを強烈に教えてくれた出来事でした。