痩せれない自分から考える「本質」とは何か。

どうも、ハッピーハロウィン!採用担当そです。

食欲の秋という最大の敵と葛藤している私ですが、数年解決できていない問題があります。
それは「痩せる」ことです。
そんなことを考えていた時に、「本質」を見失っている気がしたので、なんとなく「本質」を考えてみました。

私の社会人デビュー当時の仕事は、自動車の整備士でした。世界一有名なイタリアの車の整備してました。
その際は 身長178㎝ 体重63キロ のモデル体型でした。(でした)
ただ、整備を2年ほど経験し、自身の希望で、人事というバックオフィスに転身すると、1年で80キロ台まで体重が急増し、それから現在に至る7~8年くらい緩やかな右肩上がりでウエストが先日3桁に達しました。(大体、右肩上がりって嬉しいことが多いですが、これは嬉しくないですね。)
何度か、「瘦せよう」と思い、筋トレやランニングをやってみますが、少し体重が減ったことで、満足してしまい、いつのまにかさぼる日々…そして元通り。



最近ふと考えたのが、「私は痩せることが目的になっていることが、本質的な問題なのではないか」
よく考えてみると、「痩せる」ということは、あくまで[手段]であって、[目的]ではないのではないだろうか。

なんで私は痩せたいのだろうかを真剣に考えてみました。

「座っていると、お腹がつっかえた感じが違和感で、不愉快なのでお腹の肉を消し去りたい」、「モテたい」、「最近少し動くだけで息が上がるので身軽に動けるようになりたい」、「長く健康でいたい」「いつか生まれてくるかもしれない子のためにかっこいいパパになりたい」など、実は隠れた本質的な目的はいくつもあり、その目的を達成するためには「痩せる」ということ自体は「手段」としては合っているものの、「痩せる」ことで全ての目的が叶うかというとそうではないことが容易に想像することができます。

具体的な例で言うと「モテたい」場合は痩せる事だけではなく、[容姿を良くする]といったアプローチの中にはスキンケアや服装なども気にするべきで、他にもやるべきことは多岐に渡ると思います。
またそれだけでなく、特に同性からモテるためには、恐らく生き方や仕事ぶりといった自身の言動まで含まれてくると感じております。
このように結論としては 決して「痩せる」=「モテる」ではないのです。
※モテる=魅力的な人間に見られたい モテる≠異性から好まれたい 笑

あとは強いて言うならば、「モテたい」の先にも何か必ずあるはずです。
「友達100人とおにぎり食べたい」、「異性と付き合いたい」、「仲の良い人を集めて組織を作りたい」
きっとそんな未来を想像できると、「痩せること」のモチベーションにもつながりますし、「モテる」ために他の事もしなきゃとなる気がします。
その部分が、想像できていないために、体重が少し落ちて満足し、またちょっと太っては減量し、を繰り返しているように感じます。
結局は「痩せる」ことの達成は出来ているので、その後の継続に至る部分の理由がない状況なんですよね。。。。



仕事にも置き換えてみます。
例として「個人として売上を上げたい」という目標設定をしている人がいると仮定します。
「売上を上げる」は手段だと私は思います。
「個人売上を上げて、給与をたくさんもらって、欲しいものを全部買う」、「個人売上を上げて、会社に貢献して会社をもっとデカくしたい」などなど
「個人売上をあげたい」という目標設定の裏には、本質的な目的(自身のやりたいことや叶えたいこと)が隠れているはずです。

ただ、私のように「手段」を「目的」として設定していると、「手段」ばかりに目がいってしまって、本質的な目標を見失うように感じると
共に「手段」の達成で満足し、その先の「目的」に達することがおざなりになってしまうような気もします。

給与を沢山貰いたいからといって上司の言うことに耳も貸さず、売り上げを上げれたとしても、それが原因で上司と仲が悪くなり評価が著しく低くなった場合は、評価の制度によっては、自身の給与は上がらない かもしれません。
それでは、本質的な目的は達成できていません。

これは極端な例で、一般的に考えればわかることではありますが、給与を上げるためには「上司との関係性」も非常に重要なファクターのひとつとなりえます。
はたまた、自身の売上を上げるのではなく「部下の育成に力を入れて取り組んでいたら、チーム全体の売上が伸び、それが評価されて給与が上がってさらに管理職にも抜擢された」なんてこともあるかもしれません。

結局はしっかりと「本質的な目的」を認識しておかないと、手段を間違えることもあれば、遠回りをすることもあるし、達成できない場合もあるということです。
逆説的に言うと、ショートカットも出来るかも…ですね。
※大谷翔平さんが高校生の時に書いたマンダラチャートなんかは目標の把握や理解、細分化などには有効そうですね。

私の仕事に置き換えてみると「採用がうまくいくためには何をするべきか」は大事ですが

「なぜ、人を採用するのか」「そもそも人を採用すべきなのか」「人を採用し、会社は何を成し得たいのか」 など本質的な部分を今一度振り返りながら、業務にフィードバックしていこうと思います。

あとはモテたいので痩せようと思います。
(引き出しに入っているパイの実とカントリーマアムを誰かにあげることから始めようと思います。←結局、自分で食べてました。)

なので今日は、お菓子くれなくてもいたずらはしません。